単語力

単語力

英語の学習に必要な「リーディング」「ライティング」「リスニング」「スピーキング」という 4 つの必須要素を補足するものとして、「単語力」が挙げられます。

 

必要な単語数

知っている単語が多ければ多いほど良いというのは確かですが、日常会話で使う単語はいったい、いくつくらいなのでしょうか?

 

実はどの言語でも日常会話で使う単語は 2,000 語くらい、と言われています。

 

中学校で習う英単語は 1,500 語、高校卒業時ですと 3,000 語になります。

 

ということは高校卒業までには日常会話で使う単語をカバーできているわけです。

 

ネイティブレベルなら

ネイティブスピーカーが使用する単語の数はどのくらいなのでしょうか?

 

一般に 25,000 から 30,000 ワードと言われています。

 

2,000 語の 10 倍以上ですので途方もなく多く感じられるでしょう。でも日本人が使う語彙の数は 50,000 語近くあると言われています。

 

ネイティブスピーカーが使う 25,000 語としても、使用頻度が高い語と低い語があります。

 

使用頻度が低く難しい単語は、別の言葉や表現で言い換えることも可能です。

 

ですから 25,000 語という数字に圧倒されず、基本の 3,000 語で十分コミュニケーション可能なのですから、そこからの積み上げを目指す感覚で取り組むのはいかがでしょうか。

 

覚えるコツ

「単語を覚えようにもなかなか覚えられない」という方も多いのではないでしょうか。

 

単語を覚えるコツは何でしょうか?

 

■たとえば■

 

わたしたちの脳をコンピューターで例えてみましょう。

 

コンピューターでデータを一瞬置いておく場所が「メモリ」、ずっと保存する場所が「ハードディスク」(あるいは SDD)ですね。

 

メモリにある情報は一瞬にして消えてしまいますが、ハードディスクにある情報は消さない限り残ります。

 

わたしたちの脳は一瞬で覚えているものは非常に多いのですが、すぐに忘れてしまいます。

 

ではハードディスクに保存するように、単語を覚えるにはどうすればよいでしょうか?

 

よく学生時代に単語を何度も何度も書いて覚えた、という経験があるのではないでしょうか。

 

反復は単語を覚えて、忘れない良い方法です。

 

丸暗記ではなく、理解して覚えることも大切です。

 

そして、覚えた単語を使ってみること。

 

保存したデータを取り出して使ってまた保存する、この工程でしっかりと記憶に残ることになります。

 

地道な作業ですが、英語上達のために欠かせないことです。

 

 

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