日本人に英語力はそれ程必要なのか

日本人に英語力はそれ程必要なのか

日本に住んでいるかぎりでは、英語を話せる必要性はどれくらいあるのでしょうか。

 

現在、日本の人口は1億2000万人以上ですが、これほどいるとほとんどの人材を国内だけで賄うことができます。

 

とは言え、国際化がかなり進んで、英語とまったく無縁という人はいないかもしれません。

 

英語力が本当に必要なのはどんな人たちでしょうか。

 

お仕事のために

 

主には仕事の遂行のために必須ということがほとんどでしょう。

 

外資系企業で働く方、貿易関係の方、海外と取引のある製造業者などが必要だということは想像しやすいですね。

 

日常のやり取りから交渉や契約などあらゆる面で、英作文でも英会話でも英語力が求められます。

 

企業に対して行われたあるアンケートでは、英語が必要な業務をしている企業は51%でした。

 

ところがその中で英語必須の業務をしている部門が1割未満の企業は54%もありました。

 

ということは、大半の企業では仕事で英語力を必要としていないことになります。

 

留学で生活するために

 

ほかには、海外留学する方も必須です。

 

でも、初めから堪能でなければならないわけではなく、現地で生活して使っていくうちに英語力を高めていくことができます。

 

しかも語学留学で行く場合は英語そのものを学ぶのが目的ですから、まったく分からなくてもOKだとも言えます。

 

アルファベットから覚えるレベルからでもありかもしれません。

 

ネット越しに取引するために

 

ネットで海外と取引する場面も増えてきています。

 

例えば、ネットオークションを通じて、売買するときは直接やり取りするのに英語を使うことになるでしょう。

 

英作文ということですが、中学生レベルの英語力を持っていればコミュニケーションに困ることはないと言われています。

 

相手の書いていることが理解できて、こちら側も丁寧に書くことができれば十分です。

 

日本において英語の存在は確かに大きいですが、英語力が本当に必要な日本人はそれほど多くはないのかもしれません。

 

 

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