市販教材のお勧め
「英会話教室もWebレッスンもそれなりのお金がかかるし、まずは安い予算で英語を勉強してみたい」、と思う人にとって、書店で市販教材を探すのが一番ではないかと思います。
市販教材だと、学習のペースもすべて自分次第になりますから、強い意志とやり遂げる決意が必要です。
友人から学んだこと
私の友人にアフリカのガボンから来た男性がいます。
カボンはフランス語圏の国ですが、彼はフランス語を流暢に話すとともに、英語もフランス語と同じではないにせよ流暢に話します。
「英語は学校で習ったの?」と聞いてみたら、「学校では習っていない。カナダに移住するときに自分で勉強した。音声CD付きの教材。」とのことでした。
もちろんカナダに移住して実際の生活で英語を使ったりして学んだりした、とのことですが、英語の学校に行っていないそうです。
英語学習教材、方法に溢れて飽和状態の日本の状況からすると、はっとさせられました。
教材を選り好みして、ほとんど3日坊主で終わってしまうのは甘えの構造だな、と(自分への自戒も含めて)。
教材はよく選んで
もちろん、教材ならどれでも良いというものではありません。
長年発行されている優れた教則本があります。
たとえば、私がお世話になった市販教材は、研究社の『アメリカ口語教本』(Spoken American English)シリーズです。
入門、初級、中級、上級と4冊あってそれぞれCD音声付きです。
このシリーズは50年続いている非常に名の知れた教材ですが、その名に違わず内容も素晴らしいです。
とにかくよく聴くこと
私は、とにかくCDをよく聞くことにしました。
何度も聴くと英会話で使うフレーズが身についてきて、自然に自分でも使えるようになります。
自分で聴いて理解して覚える(インプット)と、口に出す(アウトプット)ができるようになります。
『アメリカ口語教本』の良いところは、これまで学校の教科書で習ってこなかったとても役に立つフレーズが次々と出てくるところです。
日本人がひねり出した不自然な英語ではなくて、現地のネイティブが毎日使う英語というべきでしょうか。
『アメリカ口語教本』を学んでから15年以上たちますが、「ああ、この表現は『アメリカ口語教本』で習ったんだ」と今でも懐かしく思い出します。
意志と決意が入りますが、皆様にもお勧めです!
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慣れるだけ?