リスニング力
英会話上達に必要なこととして 4 つの基本的な要素があります。それは「リスニング」「スピーキング」「リーディング」「ライティング」です。
聴く、話す、読む、書く、という言語にとっては基本的な要素です。
聴き分ける力
「リスニング」はなぜ大切でしょうか?
リスニングの力がなければ相手の言っていることを理解できないですし、コミュニケーションとして成り立たないからです。
では「リスニング力」を向上させるにはどうすればよいのでしょうか?
赤ちゃんは周りの話す言葉を何度も聴くことによって理解し、自分も話せるようになります。
赤ちゃんは言語の習得に関して大人になってから失われてしまう柔軟な感性、能力を持っているといいます。
リスニング力は強化できる
大人になっても、赤ちゃんがしていたことを応用できます。
まずはたくさんの量の英語を聴くということです。
そして赤ちゃんに話しかけるお母さんの言葉は簡単で優しいものです。
それで、自分で読んで分かる程度の英文を用意します(中身は見ません)。
英文のナレーションを、繰り返し音を聴いて意味を大体理解できるまで続けます。
頭のなかで日本語に訳するのではなくて、意味がイメージで出てくるという感じです。
次に、ナレーションのテキストを見て確認します。聞き取れなかった文字と音を一致させます。
最後にテキストの音読をしっかり行います。
がんばりましょう
初めて英語を学ぶ日本人が英語で不足なくリスニングを行えるようになるまで 3000 時間かかる、という研究データがあります。
もちろん中高と英語を学習して 0 からのスタートではないわけですが、3000 時間というと、 1 日 8 時間英語を聴いたとしても 1 年以上かかってしまいます。
そう考えると途方もなく長い道のりのように思えます。
ある程度基礎ができていれば、英語をいつでも聴ける環境に身をおいて、教材なり AFN なり NHK なりでリスニング力を積み重ねていけば良いのです。
英語のオールラウンダーになるのは大変かもしれませんが、日常会話と自分の専門分野には強くなるようにしてみるのはいかがでしょうか。
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