英語を話すことと聞き取ること
会話をするときに重要なスキルは、自分の言いたいことを話せることと、相手の言っていることを聞き取ることです。
日本語でも英語でも同じですが、この両方をセットで使う必要がありますね。
苦手なのは聞き取ること
自分が話すだけで、相手の言っていることを理解できないとどうなるでしょうか。
相手の方は一方的な人だと感じて憤慨してしまうかもしれませんし、少なくとも会話はすぐに続かなくなるでしょう。
長年にわたり日本人が習ってきた学校英語は、書いたり読んだりが中心になっていました。
ですから、会話をするときに必要な、聞き取りと話すことが苦手でした。
近年ではその点を改善してきているようでその成果も現れてきているでしょう。
日本語と大きな差がある英語
ネイティブスピーカーが話す英語の発音は、一般的な日本人にとって聞きづらいと言われています。
日本語の発音体系とかなりの部分で異なりますし、もちろん語順も違うからです。
日本語の発音は、多くが一語一語はっきりさせるのが標準的ですが、対称的に英語、特にアメリカ英語は母音をはっきりさせないことが多いのです。
むしろ子音だけの音を多用しますし、単語の間もつなげて言ってしまうのもあります。
とはいっても日本語も例外はあり、外国人からすると語尾が次の言葉に影響されるものの多いそうです。
聞き取れている人でも
話を戻しますが、たとえ英語を話せるようになったからと言っても、ネイティブスピーカーの英語を正確に聞き取れるかどうかは別の問題です。
たくさんの単語と文法を覚えて、英会話表現を勉強すれば、ネイティブにも話しかけることはできるでしょう。
しかし、相手が言った返事を聞き取れるでしょうか。
2〜3割程度は聞き取れるとは思いますが、それ以外の部分は推測で埋める必要があるでしょう。
とにかく英語をたくさん聞くこと
本当に聞き取れるようになるには、「リスニング」を特に強化する必要があります。
耳を英語の発音に慣らせるために、「多聴」つまりできるだけ多くの英語の音声を聞くことが一番です。
それに特化した英語教材もいろいろあるので、一つに決めて試してみるといいでしょう。
次はこちらへ!
自分に合った学習テキストの選び方