習うより慣れろ?
「習うより慣れろ」ということわざがあります。
よく知られたことわざですが、改めて辞書で調べてみますと、「あらたまって人から教えてもらうより、実際に経験を積んだり練習を重ねたりして、体で覚えていくほうが、しっかりと身につくという意味。」とのことです。
英語で言うと、Practice makes perfect.(実践により完全の域に達する)、Custom makes all things easy.(慣れれば万事容易になる)ということわざが近いのではないかと思います。
つまり実践が大切であるということです。
実践方法
英語の学習でも、英語はコミュニケーション・ツールであるため、実践で使う機会が多いほど上達が早くなります。
しかし、ときどき「習わずに慣れるだけ」という人もいます。
外国人と接する機会が多く、英語を自然に覚えた人、ワーキングホリデーで海外に行ってその後就職先を見つけてとどまっている人、外国人の配偶者と結婚し、海外に住んでいる人などです。
慣れだけでは伸びない
英語に慣れることができる良い環境にいるのはうらやましい限りですが、こういった人たちは、おそらく長い年月の後も同じ英語のレベルかもしれません。
その理由は、「習う」ことなく「慣れる」だけでは限界があるからです。
私の経験から言いますと、毎日一つでも新しい単語、フレーズを覚えるという意識的な努力が英語の上達に欠かせないということです。
いつも流れに身を任せているだけの「慣れ」は危険です。
いわゆる「耳学問」では、本当の英語力は身につきません。
どうすれば伸びるか
そういった意味では国内で熱心に英語を学んでいる人たちの「習う」努力は素晴らしいものです。
でも時には英語を学ぶコアの部分はキープした上で、娯楽として英語を楽しむという姿勢も必要でしょう。
たとえば映画を字幕なしで見るとか(英語字幕なら OK)、Youtube で面白い英語の投稿を探してみるとか。
またここまで頑張ったらグアム旅行をするとか(グアムは一番近い英語圏ですので)。
肩の力を抜いて「習うより慣れろ」の精神で頑張っていきましょう!
英会話上達のために
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